代表メッセージ
2026/04/15
「今しかない一瞬」を、未来へ残すために
はじめまして。
思い出セキュリティー株式会社代表の櫻井翔太です。
私はこれまで、ドキュメンタリー、ライブ映像、企業映像、広告映像など、さまざまな映像制作に携わってきました。その中で一貫して大切にしてきたことがあります。
それは、「今この瞬間にしか存在しないものを、確かな形で残す」ということです。
ライブの一瞬も、人の表情も、家族の何気ない会話も、同じ瞬間は二度と戻ってきません。
映像を撮るということは、単にカメラを回すことではなく、その場にある空気、声、表情、関係性、時間そのものを未来へ手渡す仕事だと考えています。
ALSドキュメンタリーで感じた、映像の本当の価値
私の映像人生の中で、大きな経験となったのが、ALSと向き合う武藤将胤さんのドキュメンタリー撮影でした。
映画『NO LIMIT, YOUR LIFE』は、27歳でALSを発症した武藤将胤さんと、妻・木綿子さんが、病と向き合いながら、テクノロジーや表現を通じて「自分らしく生きる」姿を追ったヒューマンドキュメンタリーです。(ALSは全身の筋肉が徐々に動かなくなってしまう難病です)
私は、武藤さんがまだご自身の手で物を食べ、自分の足で歩き、自分の口で呼吸をし、
自分の声で話していた時期から、長くカメラを向け続けてきました。
病気は少しずつ進行していきます。
昨日までできていたことが、今日できなくなる。
当たり前だった日常が、少しずつ失われていく。
その現実を前にして、私は強く感じました。
映像は、ただの記録ではない。
その人が確かに生きていた時間を残すものだと。
歩いている姿。食事をしている姿。家族と会話する声。笑った表情。ふとした沈黙。
撮影している当時は、何気ない日常に見えるかもしれません。
しかし時間が経った時、その映像は、二度と戻らない時間をもう一度感じさせてくれる、かけがえのない記録になります。
「いつか残そう」では、間に合わないことがある
この経験を通じて、私は強く思うようになりました。
人の人生は、残しておかなければ消えていく。
家族の記憶も、残しておかなければ薄れていく。
そして、残すべき瞬間は、いつも「今」しかない。
「いつか撮ろう」「今度聞こう」「また会った時に話そう」
そう思っていても、その機会が必ず来るとは限りません。
元気なうちに話せることがあります。
今だから残せる声があります。
今だから撮れる表情があります。
今だから聞ける人生の話があります。
だからこそ、思い出は先延ばしにせず、今のうちに残しておく必要があると考えています。
ご家庭に眠る思い出は、家族の歴史そのもの
思い出セキュリティーが扱うのは、VHSテープ、8mmビデオ、写真、アルバム、DVDなど、ご家庭に眠っている大切な記録です。
押し入れの奥。実家の棚。倉庫の段ボール。古いアルバムの中。
そこには、家族の歴史が眠っています。
子供が小さかった頃の運動会。
お正月に親戚が集まった映像。
若い頃の両親の姿。
今は亡くなってしまった祖父母の声。
結婚式、旅行、誕生日、入学式、卒業式。
何気ない日常の中に、家族にとって本当に大切な時間が残されています。
VHSデッキが家にない。再生機器が壊れている。写真が大量にありすぎて整理できない。
どこに何が入っているかわからない。
データ化したいと思っていても、何から始めればいいかわからない。
そうしているうちに、年月だけが過ぎ、テープの再生限界がきます。
アナログメディアは、静かに劣化している
ビデオテープは、外側のケースがきれいに見えても、中の磁気テープは少しずつ傷んでいます。
湿気、カビ、熱、経年劣化によって、映像が乱れたり、音声が聞こえにくくなったり、最悪の場合は再生そのものができなくなります。
今再生できるテープが、数年後にも再生できる保証はありません。
写真も同じです。
色あせ、変色、破れ、カビ、アルバム台紙への貼り付き。
紙の写真は、形として残っているように見えても、少しずつ劣化していきます。
思い出は、「いつか整理しよう」と思っている間にも、静かに失われていきます。
だからこそ、私たちは今、アナログの思い出をデータ化し、未来へ残す必要があると考えています。
AI時代だからこそ、“本物の映像”の価値が上がる
これからAI時代が進むほど、映像は簡単に作れるようになります。
存在しない人物を生成することも、昔の写真を動かすことも、声を再現することも、
より自然にできるようになっていくでしょう。
それ自体は、決して悪いことではありません。
AIによって、表現の可能性は大きく広がります。
しかし一方で、私たちはこれから、映像を見るたびに「これは本物なのか」と考える時代に入っていきます。
だからこそ、家族が実際に撮った「リアル」な映像には、これまで以上の価値が生まれると考えています。
画質が荒くても、手ブレしていても、音が少し聞き取りづらくても、そこには本物の時間があります。
完璧ではないからこそ、本物である。
その価値を、私たちは大切にしたいのです。
ただデータ化するだけではなく、見返せる形へ
思い出セキュリティーは、ただ古いテープをデータに変換するだけの会社ではありません。
本当に大切なのは、データ化した後に、家族が見返せる形にすることです。
何十時間もの映像や、何千枚もの写真をそのまま渡されても、忙しい日常の中で見返すことは簡単ではありません。
だからこそ、私たちは「編集」を大切にしています。
大切な場面を選び出す。
時系列を整理する。
長すぎる映像を見やすい長さにまとめる。
写真と映像を組み合わせる。
必要に応じてテロップや音楽を入れる。
ただの素材ではなく、家族で見返せる一本の「人生の作品」として残す。
それが、思い出セキュリティーが目指しているサービスです。
思い出は、家族がもう一度つながるきっかけになる
昔の映像や写真には、人を集める力があります。家族で映像を見返した時、自然と会話が生まれます。
「この時、こんなことがあったね」
「お父さん、若いね」
「お母さん、こんな声だったんだ」
「この場所、懐かしいね」
「この時のおじいちゃん、元気だったね」
たった一本の映像が、家族の会話を取り戻すきっかけになることがあります。
認知症の方々も含めて、忘れていた記憶がよみがえることもあるでしょう。
照れくさくて言えなかった感謝を伝えられることがあります。
親子や兄弟の距離が、少し近づくことがあります。
思い出は、過去を懐かしむためだけのものではありません。
今の家族関係をつなぎ直す力を持っています。
お祝い、終活、葬儀、結婚式。人生の節目に映像を
私たちは、このサービスをさまざまな人生の節目で使っていただきたいと考えています。
還暦、古希、喜寿、米寿など、親御さんのお祝いに。
結婚式で、家族への感謝を伝える映像として。
葬儀やお別れの会で、故人の人生を振り返る映像として。
終活の一環として、自分の人生を自分の言葉で残すために。
また、生前にインタビューを撮影し、その人の声や表情、人生の話を残しておくことも大切だと考えています。
AIで誰かが話しているような映像を作ることも可能な時代になっていきます。
しかし私たちは、できる限り、その人自身が本当に語った言葉、本当の声、本当の表情を残したいと思っています。
あなたの生き様。
あなたの人生。
あなたの家族への想い。
それを、生きているうちに、確かな形で残していく。
そこに大きな意味があると考えています。
私たちが作りたいのは、“思い出作品を残す文化”
有名な人だけが、映像として残されるべきではありません。
大きな舞台に立つ人だけが、人生を記録されるべきでもありません。
誰にでも人生があり、誰にでも家族があり、誰にでも残すべき時間があります。
思い出セキュリティーは、プロの映像作家の視点で、あなたとご家族の大切な記録を、未来に残る形へと整えていきます。
ただ変換するだけではなく、丁寧に預かる。
ただ保存するだけではなく、見返せる形にする。
ただ納品するだけではなく、その先にある家族の時間まで考える。
あなたの人生を、あなたの家族にとって最高の作品として残したい。
それが、私がこのプロジェクトを立ち上げた理由です。
今後とも、思い出セキュリティー株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。
思い出セキュリティー株式会社
代表取締役 櫻井 翔太
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思い出セキュリティー株式会社
東京都江東区平野1丁目4−2
電話番号 : 0800-111-4296
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